日課活動

  朝、体育ローテーションを通じて、運動した後は、頭もすっきりし、子ども達の集中力は増します。教室に入ってフラッシュカード、ことばあそび、数あそび等、多様な教材、活動を通じて幼児期に最も必要な文字感、数量感、リズム感、音感などの感性を養います。

幼児期の教えないということの大事さ子ども達自身が学びとっていくことの重要性と無限の可能性(創造性)

プリント教材は実は教えるためのものではなく、子ども達が自分の課題に向かう力をつけるということが一番の目的です。次に、子ども達がどこまで理解できているかを先生方が確かめる場です。
従って先生方は、いろいろ説明することは極力しないように努めています。
そして、もし理解ができていない点に気づきましたら、日々の保育の中で経験できる機会(気づく機会)を持つように配慮するよう心掛けています。
間違っていることを教えないというような光景があって、先生方も見れていないように感じるかもしれませんが、大人の狭い知識を教えるよりも、子ども達の経験の中で自身で学びとっていく方が、無限に多くのものを学び取ることができると考え、先生方は日々、子ども達と向き合っています。
保育者である先生方は、子ども達を思い、色々と教えたり説明をしなければと考えますので、そこを我慢するのが大変であったりしますが、見本を見せたり、お友達の行っている様子など見せながら、子ども達が感覚で学び取っていけるような進め方が、当園の理念である右脳教育として、心がけています。

  • 体育ローテーションや朝礼は、身体を動かす動的な活動ですが、日課活動は部屋の中で目や耳や口を使って行う静的で知的な活動です。
  • 日課活動は、名曲鑑賞やフラッシュカードやリズム遊びや発声練習、詩や俳句の朗読など、五官や頭を使うさまざまな活動を組み合わせて、右脳を刺激する活動です。

日課活動 主な4月のメニュー(一例)

年少さん

フラッシュカード
  • ひらがな・・・あ行・か行
  • 数字・・・1〜10
  • 色・・・青・赤・緑
暗唱

「ねんどあそび 」

俳句
  • 雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る
  • 菜の花の とっぱずれなり 冨士の山
  • めでたさも 中位なり おらが春
今月の歌
  • ちゅうりっぷ
  • こいのぼり
  • やまびこごっこ
こいのぼり製作     

5月5日の「子どもの日」に向けて、初めての製作に取り組みます。のりの使い方を伝えていきます。
どんな こいのぼりが、出来上がるのかな

年中さん

フラッシュカード
  • カタカナ・・・ア、カ行
  • 祝日・・・
    4月29日-昭和の日
    5月3日-憲法記念日
    5月4日-みどりの日 等
  • 漢字・・・桜、松、柿 等
  • 国旗・・・ナイジェリア、エチオピア、ケニア 等
小林一茶の俳句
  • 雪とけて 村いっぱいの 子どもかな
  • やせ蛙 まけるな一茶 これにあり
  • 我と来て 遊べや親の ない雀
  • 雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る
暗唱

「あいうえお」

詩集

「みんなきょうだい」

音読

「パンケーキのはなし」

年長さん

フラッシュカード
  • 鼓隊・・・バチ、ガード、ポンポン 等
  • 漢字・・・生活、協力、挨拶 等
  • 学校生活・・・登校ー下校、先生ー生徒、起立ー着席 等
春の俳句

古池や 蛙とびこむ 水の音
菜の花や 月は東に 日は西に
梅一輪 一輪ほどの 暖かさ

暗唱

「春をつまんで」

「みどりのマーチ」

音読

「したきりすずめ」

詩集

「母ありてわれかなし」

「日課」 大好き子ども達が大好きな「日課」は、子ども達の能力・やる気を引き出して、人格を高めていく、脳を育てる教育の土台となる大切な活動です。

子ども達は「日課」が大好きです。フラッシュカードやリズムパターンやプリント教材なども、お母さんが思っている以上に大好きです。
なぜかといいますと、子どもたちはみんな「みずから育つ」力を持っているからです。
子ども達は、「ことばを喋りたい」「頭を働かせたい」という欲求を生まれながらに持っています。
そして、「色々なことを見たい、聞きたい、感じたい」という好奇心にあふれています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、優しく語りかけるお母さんの顔をじっと見て、やがてお母さんと同じように口を動かし始めます。
また、幼稚園に通うくらいの年齢ならば、少しもじっとしていることをせず次々に興味が移っていきます。その吸収力や興味の広がり、また移り気の早さに驚くことは多いでしょう。
実はそのパワーは、子ども達自身の「育ちたい」という強い発達願望から生まれてくるのです。

子ども達の本性的欲求

子ども達の本性的欲求とは短い時間、多様な活動の組み合わせによる感覚刺激です。
決して知識や技術を教える教育ではない、躍動のリズムとテンポとくり返しに熱中するのです。「日課」は、この「欲求」にうまくあうようにつくられるわけですから、彼らが楽しくて仕方ないのも当たり前なのです。
また、「日課」は、同じ活動のくり返しです。毎日同じことをする、ということは、子どもの脳に大きな安心をもたらします。
以前、あるお医者さんに聞いたのですが、「人は、毎日同じ道を通って出勤するように出来ている」のだそうです。
人間の脳は、毎日同じ道を通うことで安心を得て精神が安心するように出来ているのだそうです。
これは、子どもたちも同じようで、毎日同じように「日課」を行うことで、気分のムラがなくなり、精神が安定してきます。

多様な教材楽しみながら、文字感、数量感、リズム感など幼児期に最も必要な感性を養います。

フラッシュカード 

文字や漢字、絵柄など様々なカードを先生が心地よいリズムとテンポで次から次へとめくっていきます。これは何だろう?興味津々の子ども達は見たことのない漢字でもいきいきと反応します。
毎日繰り返されることで、子ども達はそれを感覚で捉え、何も言わなくても答えられるようになります。

見て、聞いて、声を出して、という活動をリズムに乗せてテンポよく進めますので、子供達は瞳を輝かせ、食い入るように、吸いつけられ、自然に集中力が身につき正しい姿勢で、すわれるようになります。

百玉そろばん、チューター、積み木(ウッディブロック)、ヌマー カステン   

日本人は「数」に強いと言われています。
日本人が世界中に羽ばたくには、理数系に強い子にしておくことが大きな武器になると考えてきました。
毎日繰り返す日課活動には、100玉そろばんやチューターなどなるべく「数」の感覚を身につける教材を多く取り入れています。

百玉そろばん 

百玉そろばんは、百個の玉という半具体物を使用して、量感をとらえることができる教材です。耳で聞き、目で見て、口で唄えるという3つの器官を使い、緊張感の中で瞬間的に数量をとらえます。

数感覚を養う

当園の教育の特徴は、幼稚園時代に数量感覚を養うことにあります。数字や算数を教えるということではありません。
教えて覚えた数字や算数は将来の数学能力の基礎にはなりにくいのです。しかし、遊びながら身につけた数量感覚は実感がともなっていますので、将来、数字が好きになる基礎になります。
数学を好きな子にするためには、幼児期に数量感覚を身につけることが最も大事です。
数感は、子ども達のかず遊びから生まれるものです。そういった数の環境は大人がつくってあげないとできません。

文字活動    ぬりもじ、ひらがな、カタカナ練習、うつしがき(なぞりがき)、絵日記、作文等

文字活動には、当園の教育理念が込められています。
文字はおしえておぼえるのではなくて、たくさん聞く、話す、読むを続けた土台の上に立って 「書きたいなぁ」という気になって、書けるように文章や俳句などが本物の文字だと考えています。無理におしえて書けるようになった文字は、本物になりにくいのです。文字と感覚が一致しないのです。
ところがたくさん聞き、たくさん話し、そして毎日 絵本読みをしてもらった結果、書けるようになった文字は、子ども達の想いが文字になったようなものですから本物になります。
こうして身についた文字は、本物ですから文字ぎらいはなくなりますし、将来、作文能力が伸びていきます。楽しい文字活動になるのです。

子ども達の文字作品

年少さんは「ぬり文字」を、年中さんは「自分の名前」を、年長さんは「俳句」や「作文」や「作文トレーニング」を、どれもたどたどしいものですが、よく見ると、ちゃんと文字になっています。
文字を文字として「おしえる」のではなくて、絵本読みを繰り返しているうちに文字にイメージを身につけます。絵を描いている感覚で、繰り返しているうちにいつのまにか文字になっていくのです。
赤ちゃんが、知らず知らずのうちに「ことば」を身につけていくやり方を、そっくり文字に発展させていくのが「くすのき」の文字を身につけさせるやり方です。
ですから、「つめたい文字」として身につけた文字ではなく、耳・口・声が総合されたイメージとして身につけて「文字」であることがとても大きな特徴です。生きた文字、イメージと一枚になった血のかよった文字として身につけた文字は、生きていますので、子ども達が大きくなってから大きな力を発揮します。

音楽活動      音楽活動によって、子ども達の精神的躍動感を引き出し、音楽的感性を養います。

発声・うた、リズムパターン:いろいろなパターンのリズムにふれることによって音楽性が高められ、反復が、子ども達のリズム感を自然に養います。

おひなまつり発表会は日頃の保育の集大成

おひなまつり発表会は、毎日積み重ねてきた保育の、一年間の集大成です。
当園の行事は、毎日の保育を、一番大切にしていますので、その毎日の保育の成果を見ていただく場としての発表会なのです。
また、子ども達のための貴重な経験の場とし、大舞台で頑張る力を養うことを目的としています。
練習一色の毎日で、やらされた発表会ではなく、毎日の保育の積み重ねの行事であり、自分たちでやりこなす発表会ですから、一人一人の瞳が輝いています。
本番に備えた、全体練習は、驚くほど少ない練習量です。
それなのに、本番に強さを発揮してくれます。
発表会が終わればほっとしてすべて終わりではなく、発表会で養った力は、明日のエネルギーになるのです。

言語活動

私共が取り組んでいる、日々の活動の中で特に重要視しているものに言語活動があります。
言語活動は、ことばに親しみ、興味や関心を高め、言語感覚を育てる右脳的な活動です。
リズム、テンポにのって、楽しく遊び感覚で、活動に熱中します。
子ども達の持つ、知的好奇心を満たすのに、とてもよい機会となっています。

音読

指で文字をおいながら、いっせいに声をそろえて本を読む活動です。
先生が感情を込めて読むことにより、子ども達は自然にことばの意味や内容を吸収していき、言語感覚を養うことができます。

詩集

先生が感情を伝え、子ども達がその感情を声にだして表現することができ、自然にからだでことばの感じをつかむことができます。

暗唱

毎日繰り返していうことで、ことばのリズムを楽しみ、言語感覚を養います。

英語活動  外国人の英語の先生がクラスに来て、楽しく子ども達と英語の歌を歌ったり、会話します。
英語のフラッシュカードもします。

大方のこれまでの日本人は、中学・高校と6年間も英語を学びながら、目から入った英語暗記した英語ですから、受験が終われば全部忘れて英語おんちになってしまいました。
当園の子ども達には、私たち大人が踏んだ徹をふませたくありません。
しかも、幼児期なら、限りなくネイティブに近い英語を身につけることができます。
当園がネイティブの外国人教師にこだわっている理由です。